肋骨の間を走る神経(肋間神経)が刺激されたり、圧迫されたりして起こる痛みのことです。
神経痛なので、筋肉や関節の痛みとはやや性質が異なります。
主な症状
- 胸の片側にピリピリ・ズキズキとした痛み
- 深呼吸や咳、体をひねると痛みが強くなる
- 痛みが肋骨に沿って帯のように広がる
- 時に「胸が痛い=心臓?」と勘違いされることもあります。
※左右どちらか一方の痛みが多く、再現性(同じ動きで痛む)があるのが特徴です。
原因
肋間神経痛には大きく2つのタイプがあります。
1. 一次性(原因がはっきりしないもの)
- 姿勢の崩れや、筋肉のこわばり(特に背中〜胸の筋)
- ストレスや過労による自律神経の乱れ
- 寒冷による神経過敏
2. 二次性(別の病気が原因)
- 帯状疱疹(ウイルスによる神経炎)
- 肋骨骨折や打撲
- 脊椎や肋骨周囲の変形・ヘルニアなど
肋間神経痛に鍼治療は効果が期待でき、お悩みの方がいらっしゃいましたらまず一度、ご相談下さい!